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院長ブログ① 医療脱毛について

こんにちは、元町セントラルクリニックの井上です。今回は“医療脱毛”について、気を付けるべきことも含めて、お話ししたいと思います。 脱毛は、医学的に毛周期から考えて、終了まで約5~10回(1/月~1/2カ月)は通院が必要です。この季節から始めると来夏には綺麗なお肌が間に合いますので、脱毛のお話にお付き合いの程宜しくお願い致します。医療脱毛とは何ですか?と聞かれたら、ひとこと、医師が患者を診るが如く「医療機関で施行する脱毛」のことです。見方を変えれば、脱毛行為は医療行為なのです。医師が医療機関で行う手術や注射などは、患者様の身体を破壊する行為なのですが、罰せられないですよね。これが町中ならどうでしょう? 医師であっても傷害罪で罰せられるのはご存知ですか?皆様にはもう少し分かりやすいピアスについてお話ししましょう。医療施設以外でのピアスの穴開け行為は、医師であっても針刺しの傷害罪に問われます。医師ではないお友達同士で行うなら尚更でしょう。しかし、自分でピアス穴を開けるのは法的には問われません。余談ですが、セルフカット(自傷行為)も刑法には問われないのと同じです。脱毛も結局は医療レーザーによって毛母細胞を毛母内メラニン色素と共に破壊する行為なので、医療行為なのです。ただし、自分で抜いたり人に抜いてもらったりするのは構いませんが、医療レーザーを使用しないと毛母の破壊は不可能ですし、このレーザー(医療機器)を持てるのは医師免許を有する医師のいる医療機関のみなので、三段論法的に結局は脱毛行為は医療機関で施行してもらうしか方法はないのです。この医療機器は間違いなく真皮のコラーゲンも増やす効果(これは単なる生理現象でなく治療性変化の医療行為なのです)が証明されています。そのため、しわがある程度伸びて、ツルツル肌となるのです。医療以外のそこかしこで脱毛の広告が目に入りますが、自分で抜く行為を人にやって貰っているという行為に他なりません。ですから、コラーゲンも関係なければ、ツルツル肌にも絶対になりません。そればかりか、医療脱毛のような終了がないのです。ここで、毛を抜くとどうなると思いますか? 毛母が破壊されない限り毛は“一生(生涯)”生え続けます。そのうち、残念なことに毛母細胞内のメラニン色素が消退し、生える毛は白髪となり、医療レーザーの適応外となってしまいます。つまり、医療レーザーといえども毛母細胞の破壊ができなくなり、永久脱毛でも手遅れになってしまいます。このような内容をご存じなら、医療ではなく、医師法も関係なく、永久でもなく、本物のレーザーでもなく、ツルツル肌も関係なければ、ただレーザーモドキ(レーザーではありません)の機械の電気代が掛かるだけで、素人が皆様にお手伝いして上げるだけなのです。つまり、ガムテープを貼り、バリッと剥がすのと同じであり(医師は皆知っています)、医療技術料も関係なければ数円でも高いのでは? タダ同然でも可能なのではないでしょうか? それこそ毛母細胞も毛周期も度外視(医療でないから当然でしょう)の儲け主義以外の何物でもありません。結局、皆様が儲けさせているのです。医療脱毛だからこそ、医師免許が必要な医療であり、永久であり、本物のレーザーを使って医療技術を駆使すれば、費用が高く感じるのは当たり前ではないですか?この前テレビを視ていたら、これらの脱毛の違いを一応医師と称する人が答えていましたが、お茶を濁す程度の内容で少しも理解できませんでした。なぜはっきり“別物”であると言えないのでしょうか? テレビに出る医師はタレント性を帯びていますので、スポンサーに対する遠慮もあり、真実は分かっていても医療以外の業種への憎まれ口はまず叩きません。 ここでキッパリ申しますが、医療脱毛以外は、自宅で毛を抜く程度のことを、あたかも医療と同じと言わんばかりにお手伝いしているに過ぎないのです。医療は集客宣伝を否定されています。ですから、公共の場での医療脱毛や医療美容関係の宣伝はご法度なのです。そこかしこにあるこれらに似た宣伝はすべて医療ではありません。価格を見てください。永久も謳えなく技術もないのに価格競争ですか? 患者様に全ての真実をお話しして、患者様が納得の上、極端に安価な非医療の別物脱毛を選択するなら意義は問いませんが、医療に見立てるような、医療と間違ってしまうような、レーザーという名を付けるような、患者様を騙す集客宣伝をした上での価格競争を皆様はどのように考えますか? 同じ土俵に立っていない試合なのですよ。このような真実(裏情報)も、当然皆様は知っておくべきではないでしょうか?当院も非医療の偽物脱毛のチラシを何度もポスティングされた被害者なので、敢えて上記を強調します。ここまで知っていて、いっときだけの効果で良ければ、自分で抜くのも面倒だから、安価な非医療でというなら理解できますが、医療と区別が付かないような誤魔化しで集客するようでは、私が当初から述べている選択肢など無いも同然です。 皆様も非医療の方たちにもご理解いただきたいと願い、ペンを置きます。その前にひとこと、当院ではこの時期に医療脱毛のキャンペーンがありますので、是非当ホームページでご確認ください。ご精読ありがとうございました。

院長ブログ② 医療脱毛について

こんにちは、元町セントラルクリニックの井上です。 私のブログについての第二弾です。 前回「~ブログについて①」では、「美容医療はもちろん、全医療に関しましては医師の言葉を信じて下さい」という内容をお伝えしましたが、その続きです。 テレビなどで見る医師の言動は真実の範囲内であっても放送局での制限があり、またスポンサーサイドの利権もあります。非医療に対し何も言えない、もしくは遠慮しなければならず、そのため、医療と非医療は比較することすら無意味なのを比較してみたり、両者の違いなどを話さなかったり、このような難しい裏事情があることも事実です。ですから全てを捉えにくいのも確かであり気を付けなければならないことも付け加えて置きます。 つまり、これらの遠慮は周囲から制限された遠慮であり、医師は医療と非医療とは全く別物であることを言いたくても言えない状況下にあるのです。 本当の真実は、どことも関わり合いを持たないクリニック内や、このようなブログでしかお話ししない医師の言葉を信じて下さいと言いたかったのですが、体裁を繕わなければならない状況下では医師の言葉といえどもご注意は必要かと存じます。一応念の為、このような裏側もお話しして置きました。 ここで、面白いお話しを一つ。 海外から見た日本人の標語として、「赤信号、皆で渡れば怖くない」という言葉があり、日本人はこの標語で表現されることがいまだ少なくありません。 この標語は、個の大切さをどこかに置き忘れてしまったもどかしさがありますが、お殿様・お代官様・お役人様・おらが村の村長様という江戸時代からのDNAに刷り込まれたマイナス面でしょうか? このことは、つまり、責任所在という問題まで発展することをです。皆様は考えたことがありますか? 小さいころは責任が重要だと教育され、大人になると責任所在が明らかとされない問題が非常に多いというか、ほとんどが「皆で○○すれば怖くない」とあるように、責任逃れに繋がっているのです。 また、日本は玉虫色の答弁を得意としたりしますが、これは国内で通用するだけのもの。海外では、煮え切らないというかYes、Noがはっきりしない捉え方となるのです。 意味や責任逃れが出来ない、はっきりした答えのでるような第三者機関を立てることを非常に嫌がる傾向もあります。利権との兼ね合いも捨てられないので、そのシワ寄せが国民の皆様に跳ね返ってくる国家なのです。良い意味では「仲良し」、悪い意味では「責任転嫁」です。 また、個を表現するのが下手であることは、debateからも伺えます。テストなどに対する頭は非常に良い国民であるにも拘らず、このdebateでは奥手であり、これが日本人の奥ゆかしさに繋がっていると勘違いしている人も多いはずです。 自分には関係ないと思っていても、現代の美容に対する真偽の曖昧な情報が氾濫する中、騙され易くdebateが下手な国民であることを忘れずに、個を前面に出して、ご自分に合った選択肢を上手に活かす真の情報を得ることが肝心です。他人に言われるがままの「信じ込み」は捨てましょう。 要するに何が言いたいかと申しますと、「自己選択、自己責任」ということです。ですから、真実を追求するためには遠慮なく質問すること、これは、節操のない図々しさとは違い、相手をも思いやる気持ちを持って真偽を問うことであり、それによって選択肢を拡充させることが大事なので、真実を知ることが大切なのです。詳細は、哲学にバトンタッチすることとして、ここでは割愛させていただきます。 (真実を追求されて真実が分かっている人は、ドクターも含めて一生懸命に真実を述べるための努力を惜しみません。分かっていなかったり、嘘を平気で言う人は、一見して嫌な顔や迷惑な顔をしたり嫌な態度や面倒だと言わんばかりの態度を取りますので、皆様、どうぞご確認下さい。このことは、後程新たに私のブログでもご紹介したいと思いま。) そこで、美容に関する色々な施設がある現社会において、真の情報を発信して提供することが皆様にとって最大の関心事であることには間違いないはずです。ですから医師の発信する真の情報は決して誹謗中傷でも何でもありません。また、非医療であっても皆様を医療モドキで「お肌が厚い薄い」と騙すのではなく真実を発信して下さい。 ついでにお話ししますが、再三再四、当院に非医療脱毛のチラシが執拗にポスティングされます。そのチラシと言ったら医療でいう脱毛とは程遠く嘘だらけの内容であり、どこにも「医療ではない」と書かれていないので、一見すると医療と勘違いするもの。その非医療の会社(医療機関ではなく何の資格も持っていないただの会社)は当院から厳重注意を受ける始末でした。しかし、いまだに(回数は激減しましたが)ポスティングされており、そのアルバイトの人達でさえ医療も非医療も区別つかずに、ただチラシが少なくなればと処構わずまいているだけであろうと思われます。 医療脱毛については、そこかしこの医療誌で既に詳細に謳っていますが、非医療に駄目出ししているものは見当たりませんので、近いうちにハッキリとこのブログで説明することにします。 また、医療は公共機関の宣伝広告など、集客に関するものは御法度となっていますので、その意味、電車やバスなどの中吊り広告などを含めた集客は全て非医療となるので、覚えて置いて下さい。 これからも、嘘を見つけたらこのブログでその信憑性も含めて、皆様にお話しして行く所存です。正しい批判は受けますが、嘘を見抜かれたら下手な抵抗はしないで下さい。 ここで、私の老化に対する考えを述べておきます。 アンチエイジングとは、川の流れに逆らいながら常に上流へと泳ぐ戦いのような医療と考えています。一生懸命に力を込めて泳げば少しでも上流に行くことが出来ますが、手を休めると直ぐに下流に流されてしまいます。その自然の流れが誰にも例外のない加齢現象(老化)であり、しかも、60歳のラインから泳ぎ始めても20歳のラインへはまず到達できませんが、50歳のライン程度なら努力次第(単なる上辺の美容ではなく医療美容)で可能となります。しかし、そこで手を休めれば流れは止められず、元の加齢現象がスタートしてしまい老化は待ってはくれません。 上辺のお化粧でカバーしたりして若さを誤魔化しても、下地の素肌は必ず老化して行きます。そのためお化粧がどんどん濃くなって行かざるを得ないのも事実です。 ローマは一日にして成らず、アンチエイジングも一日にして成らず、日々努力です。続けることが大事です。誤魔化しのない素肌は「元町セントラルクリニック」からスタートです。さあ、一緒に戦いましょう。 終わりにひとこと、これからも当クリニックらしい「真の施術内容」や「最新情報」なども発信して行きます。今後も誤解のなきようにお断りして、「私のブログについて」のペンを置こうと思います。 次回をお楽しみに。

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